ベース上達のために役立つ基礎練習フレーズをTAB譜付で特集します。
よく「ベースが上手くなるコツは、練習だ、継続だ!メトロノームだ!」と、色々といわれていますが、
初心者から何を練習したら良いのか分からなかったり、家で一人で練習していると退屈してしまったりしがちです。
そこでこの特集では、色んなフレーズをBGM(伴奏の音楽)つきでバンドに合わせている感覚で練習ができるよう用意しています。
ぜひ楽しみながらベースのコツを掴むよう活用して下さい。

(1)基礎の基礎メカニカルトレーニング

▼TAB譜
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まずは左手の基礎の基礎。ベースを始めた人なら誰もが一度は練習するであろう、「1フレット1フィンガー」の原則に従ってトレーニングする方法です。ベースの入門教則本や教則ビデオなどでも、ほとんど最初の数ページ目で紹介されている練習方法ですね。
僕は、ベースを始めたばかりの頃、半年くらいは毎朝の「朝練」として15分くらいは、メトロノームに合わせてこの練習をしていました。

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(2)音楽に合わせてトレーニング

▼TAB譜
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先ほどの1フレット1フィンガー練習を、音楽に合わせて練習してみましょう。単純にメトロノームに合わせて練習するのと比べて、少し気分も変わると思います。バンドの中でリズムを合わせながらベースを弾くという基礎訓練にもなります。

(3)薬指を強化できるトレーニング

▼TAB譜
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引き続き1フレット1フィンガーの法則に則った基礎練習フレーズです。
今度は、機械的に動かすだけじゃなくて、ちょっと実践っぽいフレーズになっています。薬指をうまく動かすためのトレーニングになる譜例ですので、苦しくても敢えて1フレット1フィンガーのフォームを崩さずに実践することで柔軟性アップに役立つと思います。
僕はベース初心者の頃、これに似たトレーニングを続けて薬指を強化していました。

(4)ジャズっぽい基礎練習フレーズでお洒落にウォーキング!

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▼カラオケ用BGM

いよいよ実戦的っぽいフレーズになってきました。ジャズっぽいベースラインで基礎練習をしてみましょう。
音楽に合わせてベースを弾くことで、バンドに合わせている感覚で指づかいの上達につながると思います。
このベースラインは、ジャズ的な「ウォーキングベース」というスタイルのベースラインです。これを敢えて1フレット1フィンガーの法則に則って弾くことで、指の柔軟性をアップするトレーニングに繋がります。

(5)ファンクっぽい基礎練習フレーズでゴキゲンに上達!

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【ゆっくりテンポ】

【ふつうテンポ】

ついに出ました、ベースの花形「ファンク・ベース」を基礎練習に導入してみました。
ファンキーなBGM(伴奏)に合わせて反復練習をすれば、楽しく上達することができますね。
今回のベースラインは、休符や×(ゴーストノート記号)が入ってくるのが特徴です。より実践的なフレーズになっています。

(6)ブルースっぽい練習フレーズで渋く決める

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ブルース的なベースラインで基礎トレーニングをしてみましょう。
曲としては「ブルース進行」といわれるコード進行の一種になっています。ブルースの曲でよく用いられるコード進行というものはいくつか派生して色んな種類があるそうですが、このフレーズに使っている進行はとても短いコード進行でシンプルにまとめています。反復練習に最適化していますので、何度も繰り返し練習するのがおすすめです。
ベースラインは、リズムが「シャッフルビート」になっており、いままでのフレーズとはリズムの取り方が違ってくるのでご注意を。シャッフルの基礎練習としてもぜひ。

(7)ソウル/R&Bっぽいフレーズで、ソウルフルに!

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ソウル/R&Bっぽい曲に合わせたベースラインです。ここまでのベースラインとの違いは、「ヨコ移動」の多い指運びになっているという点ですね。このフレーズになってくると、今までの「1フレット・1フィンガー」の法則にのっとらない方がむしろ弾きやすいと言えるので、フォームを崩してしまって大丈夫です。
また、スライドなどを加えてさらに横にダイナミックに音を震わせることでニュアンス的にも、「生身の人間が弾いている熱いベース」という感じが出てきますので 思い切って弾いてみて下さい。

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