ハンドルネーム「まっきぃ先生」より

質問:フリースタイルでサムする時って、どの辺を叩けばいいですか?

フリースタイルでサムピングを行うとき、親指は弦のどの辺りに当てるのがいいのでょうか?

自分は、ネックのハイフレットよりもっとボディ側、ピックアップとネックの中間くらいを叩いています。
今の位置が一番「跳ね返り」がラクに思えるので……。

動画を拝見すると、ネックの一番ハイフレット辺りを叩いていますね。
位置によって、打ちやすい、打ちにくいがあるんでしょうか……?

jun

ベーシストの淳です。メッセージありがとうございます。

さて、サムピングの位置ですが、
僕は結構ネック寄りでサムしています。

なぜかというと、今後「サム」に加えて「プル」というテクニックも入っていきますが、

この「プル」という技術は、指で弦を引っ張り上げてはじくという奏法です。
したがって、弦にある程度の「しなり」が無いと、指が痛くて辛いのです。

ですから、
プルを自然に行うためには 弦の「しなやかな部分」を狙っていく方が僕にとっては楽であるため ハイフレット付近をサムピングしています。
▼参考ビデオ:
「フリー型サム→プル連携360度ビデオ」

ですが、
世の中のスラップベーシストさん全てがハイフレット側でサムしているわけではありません。

もちろん、もう少しブリッジ寄りでサムをしている人もいます。
例えば、スラップの元祖であるラリー・グラハム氏も わりとブリッジ寄りですね。

そんな事ですので、
最終的には自分のやりやすい位置でサムピングされるのが一番いいかと思います。

今後も色んなテクニックを紹介しますので、
様子を見ながらご自分のサムしやすい位置を探ってみて下さい。