クラシックの曲をソロベースで弾いて基礎練習をしよう!シリーズ連載第2弾。 今回の曲は、バッハの「無伴奏チェロ組曲第1番前奏曲(プレリュード)です。
チェロの無伴奏(ソロ演奏)においてとても美しいメロディを聴くことができるこの曲。クラシックをあまり聴かない方でも、このメロディに聞き覚えはあるんじゃないでしょうか?まずはデモ演奏をご試聴下さい。
▼ベース演奏を聴く(表示に5秒ほどかかることがあります)
▼TAB譜はこちら
(フルサイズのTAB譜ではないのでご了承下さい)
憧れの「無伴奏チェロ曲」けっこう難しい!?
さて、いかがでしょうか。
TAB譜を見て、ベースを手に取って弾いてみていただくと分かるのですが、
この曲、、かなり左手をストレッチ(指を開く)しなきゃいけないですね。フィンガーリング(運指)の難しい曲になります。
言い換えれば、「それだけ指の練習になる」という事でもあります。
弾きこなすためには、左手の指をかなり柔軟に動かして綺麗に弦を押さえる必要がありますので、ベースの基礎練習上達用として課題曲にするのはいかがでしょう。
※補足ですが、「無伴奏チェロ組曲第一番プレリュード」ベース用のTAB譜に起こしていますので、原曲よりもキーは1オクターブ低くなっています。
もし原曲と同じキーで弾きたいとしたら、TAB譜のすべてのフレット番号に12を足して、1オクターブ上のハイ・ポジションで弾いてみて下さい。※また、当ページで掲載しているTAB譜は、プレリュードの序盤のおいしい部分だけになっています。
あくまでベースの基礎練習のための課題曲として覚えきれる長さであることと、
- 誰かにちょっと聞かせて「あぁ、あの曲!」と言ってもらえるような
分かりやすくかっこいいフレーズ・ベースラインであること。これらを主目的として用意したベースTAB譜です。フルコーラスで全部覚えるためのものではありませんのでご了承下さい。